【新潟県 20代後半男性 kuwabara0100さん】
28歳の男です。就業移行支援センターというところで、精神障害者と一緒に、就労に向け、軽作業をするのが主な仕事です。2016年1月31日から、婚活を始めています。今も継続中です。現在、利用しているサービスなどは、ありません。
自分は、新潟県長岡市に住んでおり、今、女芸人としてテレビで活躍している、「横澤夏子」さんの出身県でもあるところに、住んでいます。彼女は、糸魚川市で生を受けており、「にいがた婚活応援大使」として、年間40回もの婚活パーティに出席しているとのこと。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、自分の婚活歴は、まだまだ横澤夏子さんの足元にも及ばず、1回だけ。きっかけは、フェイスブックでした。知人が、「男子足りないってよ－！来てー！」という記事をアップしていました。それを見ると、いつも行っているレストランで、「婚活パーティー」と表された記事が。「男子が少ないなら行ってみるかー」と、軽い気持ちで応募。
その婚活パーティーの料金は、確か、4500円程度だったと思います。年齢層は、大体が30歳を超えており、自分は、ちょっと場違いな感じがしてしまいました。生まれて初めての婚活パーティー。というものに緊張しており、何を話していいのかわからず、まずは、一番最初に座ったテーブルの、目の前にいる女性に対し、「好きな本はなんですか？」と聞きました。
そうしたら、自己啓発系の本が好きとのことで、この人とは相性が合うかな～と思いました。キキララをあしらった、アランの幸福論を読んで、しっくりきたと言っていました。初めて来るお店ではなかったため、料理の出来は心配ありませんでした。しかし、20分毎に、男子がお皿を持って、椅子を交代しなければならず、しかも、それが、3テーブル×２。息つく暇もなく回転寿司のようにぐるぐると巡っていきます。
男子メンバーは、横一列で変わりませんから、徐々に話す話題もかぶってきます。「それ、もう聞いたよー！」と茶々を入れる者。静かに存在感を出す者。自分は、ただただ、一生懸命に女性に話すことしか出来ませんでした。一番最初に座ったテーブルの番が来ました。しかし、その女性は奥に座っており、自分は、端っこに座ってしまいました。なんとか、話題にこぎつけたく、カップリング後、（自分は、カップル不成立でした）その女性のところに行き、「オススメの本なんですっけ？メモします！」と、食い下がります。
「女王はかえらない」という本ということで、帰った直後に本を注文。読み進めていくと、小学生のスクールカーストの事を描かれていて、かなり精神的に参ってしまう内容だな～と思いつつ、その女性の名前を思い出し、フェイスブックで、検索し、メッセージを飛ばしました。「この前、婚活パーティでご一緒した、くわばらです。先日おすすめしていただいた、本、読んでます！」と、ここまでは相手の反応が良かったのですが、テンションが上ってしまい、勘違いしてしまった自分は、「これからお風呂入ってきますねー！」などと、とても初対面でやるような内容のメッセージを飛ばしてしまう暴挙に出てしまいました。
そもそも、たった一度しか会っていない男からフェイスブックで、自分の名前を検索され、そこからメッセージを送るなんて！このことを、他の女性（年上）に話した所、「そりゃー気持ち悪いね。」と、一刀両断。それ以来、「女王はかえらない」を読み進めてはいません。結論。婚活パーティで起こったことは、婚活パーティの中で処理すること。あくまで、フェイスブックで名前を検索するなどという、自分の二の舞は踏まないように、この記事の読者に、超絶アピールしたいと思います。以上、拙文でしたが、読んでいただき、ありがとうございました。