【婚活体験談】 北海道 20代前半女性 yamaumeさん
私は若い頃から結婚願望があり、憧れがありました。母親が若くして私を産んでくれたこともあり、25歳までには結婚して子供を持ちたいと思うようになり、お付き合い期間を3年とすると、20歳から結婚相手を探さなければ!!という焦りがありました。学生時代に友人と無料情報誌を見ていた時、広告でお見合いパーティーの記事を目にし、女性が無料ということもあり、学生の身でありながら参加しました。
開催場所は聞きなれないビルの8Fの1室と書かれていました。薄暗いエレベーターで到着すると、これまた薄暗い店内。怖気づき、引き返そうとしたとき、薄暗さとは縁遠い明るい声のスタッフに呼び止められました。スタッフ「ご参加の方ですかぁ~?」、私「あ、、はい・・。」スタッフ「お待ちしておりました。皆様お席についておりますので空いている席におかけになってこちらの用紙をお書きの上、お席にてお待ちください。」と言って用紙と胸には番号を貼るよう言われました。
はじめての婚活でのお見合いパーティーがスタート
店内に入ると、昔はスナック?だったような雰囲気の50畳ぐらいあろうかという広いムーディ―なお部屋に通されました。用紙には年齢や職業、自己PR、特技、趣味等記入する欄がありました。私達が最後だったようで、司会の方が慣れた様子で説明をされます。「皆様、本日は当イベントにお集まりいただき、誠にありがとうございます。このパーティは3部編成となっており、まず男性が女性のお席まで行き、プロフィール用紙をお渡しください。女性も男性に用紙をお渡しください。お互いに、用紙の内容をご確認の上、お話をおすすめください。」
「3分が経ちましたらこちらでベルを鳴らしますのでベルが鳴りましたら男性の方はお席のご移動をお願い致します。その際、交換されたプロフィール用紙は忘れずに返却してください。それではスタートです!」「チーン」とベルが鳴りました。最初の男性は2人組の40代ぐらいの男性2人でした。だいたい複数名で参加されている方が多く、男性は2人の方が多かったように思います。私は何もかも初めてで、何を話したか覚えてませんが、男性の方は慣れた様子で「またフリータイムになったら来るからよろしくね♪」と言ってベルの音とともにお隣の席に移動されました。
第二希望の人とカップルになったけど…
結局、15組ぐらいの男性陣と軽いお話をして、第1部が終了しました。第2部はフリータイム。軽食とソフトドリンクが中央のテーブルに置いてあり、自由に食事をしながら気になる方とお話をするという内容でした。第2部のベルが鳴ると同時に男性陣が動き出します。フリータイムの時間はだいたい30分ぐらいだったと思います。女性から気になる人のところへ行くというよりかは男性が行動するような雰囲気でした。第3部は席について自己PRタイム。気になる方のところへ行き、自分が好意を持っていることを直接伝えるそうです。
私達は罰ゲームでこのパーティーに参加したという大学生6人組に囲まれました。どうやら私達も同じく若いという接点だけで仲間だと思ったようです。そのまま、第3部が終了しました。最後はアンケート用紙のようなものを渡され、第一希望から第三希望まで気になった方々の番号を書きます。少し気になった男性はいましたが、その方は3部の時、別の席にいたので諦めました。結局、学生6人組のうち、3人を記載し、見事第二希望の人とカップル成立となりました。
婚活初心者にお見合いパーティーは難しいのかも!?
お互いに出来レース的な感じで、電話番号は交換しましたが、私が探している結婚相手ではありませんでした。結局、そのまま帰ようとビルの外に出たところ、一番最初にお話しをした40代の男性2人組が私達を待っていてくれました。「これから食事でもどう?美味しいお寿司屋さん知ってるよ」美味しいものの誘惑は怖いものですね。プロフィールで素性も知ってますし、ありがたくお寿司をおごってもらいました。帰りも電話番号を聞かれましたが、またパーティーに参加した時に教えますと言って帰りました。
30代ぐらいだったら40代の男性を結婚相手と見れたのだと思いますが、婚活初心者の学生の私にはハードルが高かったように感じました。あんまり若すぎてもお見合いパーティーは難しいのかもしれません。やはり、社会人になり色々経験して物事を知るようになってから参加したらもっと別の見方ができたのかもしれません。今となっては良い経験でした。私のドキドキの婚活入門編はフライングゲットだったようです。