【茨城県 40代前半女性 miya1633さん】
43歳の主婦です。私が婚活を始めたきっかけは、40歳を目前にぜんぜん出会いがなかったからです。結婚までに至らなくても、老後のお茶飲み友達を見つけられればという気軽な気持ちで、最初は婚活を始めてみました。ヤフーパートナーに一度登録して、1ヶ月ほど利用してみました。
自分が求める条件として、なるべく家が近いことを条件にしてみました。自分の年齢的なこともあり、結婚歴は問いませんでしたが、将来のことを考えて子供がいないという人を対象に募集してみました。少ないながらも、何度かメールのやりとりの続く人もいましたが、なかなか進展しないこともあり、一度退会してみました。
2ヶ月後にもう一度登録してみようと思ったのは、幼稚園からの幼なじみが結婚することになり、自分にも焦る気持ちが出てきたのかもしれません。再度登録してみると、家からかなり距離がある未婚の同じ歳の男性からメールが届いていました。私は容姿に自信がなかったので、それでもいいというところに安心感を覚えて、プライベートアドレスを交換した後、写メを交換しました。
その後実際に会う約束をしたのですが、最初は短時間だけのランチにしてみました。最初から長い時間を共有するというのは、なかなかハードルが高かったからです。距離はだいぶ遠かったけど、私の家の近くのお店まで彼は時間通りに来てくれました。実際に会ってみると、メールでのやり取りをしていたせいなのか、同じ歳だったからということなのか分かりませんが、話も合って親近感があり、また会ってみたいという気持ちになりました。
3度目のデートで約束したのは他の場所だったのですが、私が前から行きたがっていたディズニーシーに予定を変更して連れて行ってくれました。そこで色々な話しをしながら、ゆっくりとアトラクションなどを楽しみ、段差のところで彼がふいに手を差し伸べてくれて、手をつないだのです。とってもうれしくて、安心感を覚えました。
5度目のデートの時に、東京スカイツリーに行きました。私は高いところが苦手ですが、高い所から東京を見てみたかったので、とても楽しみにしていました。開業して一年ぐらいのゴールデンウィーク中だったこともあり、着いたのがお昼に近かったので、展望チケットの整理券がもらえるのか不安でしたが、なんとか夕方17時からのチケットの配布に間に合いました。展望デッキは、夕暮れのオレンジに染まる時間で本当にキレイな夕日でした。
そして夕日がゆっくりと沈むのを見た後に、レストランでカレーを食べながら彼がプロポーズをしてくれました。「お給料は高くないから、共働きになってしまうと思うけど、結婚してくれませんか？」すぐに「よろしくお願いします」と返事をしました。自分みたいに平凡に生きてきて、もう年齢的にもプロポーズをされるなんて思っていなかっただけに、すごく幸せな気持ちになったのを覚えています。帰り際に、「高い物は買えないけど、思い出にしよう」とスカイツリーのペアグラスをプレゼントしてくれました。
その後、実家からなるべく近いところでお嫁に行きたいと思っていた私が、実家から車で一時間半ぐらいかかるところへ嫁ぐ事となりました。出会ってから9ヶ月ほどで結婚。40歳で花嫁となりました。子供は大好きでしたが、「子供は出来ても幸せ、出来なくても幸せ」ともともと思うタイプでした。結婚してから3ヶ月後、奇跡的にもこの歳で自然妊娠できたのです。すごくうれしくて、本当に幸せな日々だったのを覚えています。
ですが、やはり年齢的も妊娠を継続することができませんでした。ある日、突然、稽留流産してしまったのです。晩婚したから思うこととは、子供が欲しいと思っている人はぜひ、早めに婚活をして欲しいと思っています。そして、ある程度の年齢になると、お互いの生活スタイルは確立されつつあると思うので、お互いのペースを大切にして生活していくことが重要だと思っています。