【婚活体験談】 岐阜県 30代後半男性 makoto-itimonjiさん
僕は当時32歳男性、サービス業の店舗社員だった時の話です。難しい仕事ではないですが、とにかく勤務による拘束時間の長い仕事だった為、30歳を超えても彼女を作る暇もなく、ただひたすらに働いていました。32歳の誕生日を迎えた時、両親が急に焦りだして僕を怒鳴りつけました。「お前!真面目に仕事をしているから安心していたら、いつになったら結婚するんだ!?跡取りの自覚はあるのか!?」と怒鳴られました。
こちらとしても「急にそんな事を言われてもなぁ…」とあっけにとられた感じでした。そう、婚活のキッカケは両親の焦りからです。それから一年間ほど婚活をさせられ、休日にお見合いをさせられる事がありました。しかし、両親は大事な事を忘れています。僕は自分で言うのもなんですが、障害者と間違われるような奇妙な顔の持ち主なんです。そんな僕が婚活をしてもスムーズに成功するわけはありませんでした。
20代中心のお見合いはとにかく失敗しました…
両親はさらに焦りはじめて、知り合いを通じて紹介された「婚活アドバイザー」に頼るようになりました。普段は保険の外交員をしている中年の女性で、様々なお宅を回っているので顔が広く、今までに十数件の結婚を成功させているそうです。とにかくそのアドバイザーと打ち合わせをして、仕事の休みの日は直接話し合い、仕事で忙しい時はメールで打ち合わせをしました。
僕が30歳を超えているので、20代中盤前の女性は難色を示す場合が多い為、20代後半か30代前半の女性を候補に入れてくれました。どうせ結婚するなら若い方が良いので、20代女性を中心としてお見合いさせられましたが、やはり見た目の悪印象があるので、とにかく失敗しましたね。しかも、異性と話すのが得意でなく、つまらない会話になる場合が多かったので、見た目が良くてもダメだったかもしれませんが。
仕方ないので、30代前半も当たってみましたが、バツイチ子持ちや、僕が言えた義理ではないのですが、明らかに見た目がアウトな方ばかりで、残念ながら失敗でした。さすがの婚活アドバイザーも諦めたのか、一年を過ぎた頃には連絡がなくなり、両親も落胆して今回の婚活は失敗となりました。両親はしばらく落ち込んでいましたが、その1か月後には復活し、今度は地元の結婚相談所を頼る事になりました。
結婚相談所での婚活も難航を極めました
利用したのは「岐阜県仲人協会」です。大手チェーンではなく、地元のみで活動しているサークルみたいな集会です。ただし、婚活の為の活動料金はガッチリ取られましたね。両親もどうかしていたのか12万円近くも支払っていました。「そんな事をしても、僕が格好良くなるわけではないのに…」と思いながら、鬼気迫る勢いの両親に押され気味で、強くは反論しませんでしたが。今思えば、もう少し支払って美容整形外科に行った方が良かったかもしれません。
勘の良い読者様にはもうわかってしまったかもしれませんが、その12万円が実る事はありませんでした。まず最初のお試し期間の間に、めちゃくちゃ可愛い女性とお見合いさせられましたね。当然、僕の方はお付き合いオーケーという返事を送りましたが、「今回の件は見送りというカタチになりました」という返事が相談所を通じて届きました。冷静に考えてみると、入会金を取る為のヤラセだった可能性が大ですね。
両親も期待以上の容姿を持った女性が現れたので、気を良くしたのかアッサリと契約を結びます。僕が危惧していたように、そこから先は期待以上の容姿の方が来るはずもなく、妥協してお付き合いを承諾しても、僕の見た目も悪いので、向こうが断ってくる場合も多々あり、難航を極めました。12万円を支払っている為か、両親が相談所に怒鳴り込んだ事もありましたね。
婚活で見た目の大切さを実感…
しかし相談所側の反論として、僕が仕事の休みが少ない、僕の年収が低い、結婚平均年齢を少し過ぎている、などの難航している理由を並べ立てられ、渋々怒りを収めたようです。結局、婚活が実る事はなく、相談所も無理と判断したのか退会となりました。「人は見た目ではない」、とよく言われますが、見た目は最重要項目の一つだと思います。
正しくは、「人は見た目だけじゃない」、でしょうかね。私自身の婚活は、結婚相談所に任せ過ぎて、あまり自分から行動しなかったというのが反省する点です。結局、婚活ではあまり良い結果には結びつきませんでしたが、これから婚活を始められる方は、相談所やアドバイザー任せにならず、まず自分の見た目を磨き上げた方が成功すると思います。頑張ってくださいね!