【婚活体験談】 静岡県 30代前半女性 kiyotsunaさん
31歳、イラストレーターです。婚活は28歳から1年間ほどしていました。その頃は図書館の臨時職員として働いていました。婚活のきっかけは特にありません。ただ年齢が年齢だったので漠然としてみようと思い婚活パーティーに参加してみた感じです。
オミカレという県内各地の婚活パーティーを紹介しているサイトを利用して自分のスケジュールと条件と合う婚活パーティーを見つけて参加していました。私は合計で4回婚活パーティーに参加しました。初めての婚活パーティーは惨敗。2回目も惨敗。3回目は成功。4回目で止めました。
最初の3回はホワイトキー主催の婚活パーティーに参加
1~3回目までホワイトキー主催の婚活パーティーに参加しました。ホワイトキー主催の婚活パーティーでは途中で誰を気にしているのか(第一候補から第六候補まで)を用紙に記入をします。そしてそれが集計され、途中経過で誰が自分を気にしているのか、気にしている人と結ばれる確率、人気度がわかるようになっています。
まず最初に自分の番号を教えられます。その番号の席に着きプロフィールを記入します。そしてパーティーが始まるとプロフィールを交換し、5分ほど会話をし、時間が来たら男性が席を移動していくというシステムでした。一周したら用紙に誰が気になるかを記入します。
婚活パーティーは居酒屋で行われました
3回のフリータイムを経た後、最後に気になる人を第3候補まで用紙に記入し提出。最後に封筒が渡されて、その中にカップル成立した人の番号、そのほかにメールアドレスが入っていることもあります。昼間の居酒屋さんでパーティーは行われました。ちなみに3回とも同じ居酒屋さんでした。
婚活パーティーの時間はおよそ2時間くらいです。初めての婚活はいろいろ間違えていしまいました。背中のぱっくり開いた服を着て、白いトップスに白いタイトスカートでまるでスナックの女か!みたいな恰好で行ってしまいました。そして緊張でまともに話ができず、見事惨敗。
銀行員さんや、電力会社で働いている人など、年収がよい人も3人ほどいたのに残念でした。ですが、後で彼らは場を盛り上げるためのサクラだったのかも…とも思いました。他の男性と比べたら条件があまりにも良すぎたので。ですが、図書館職員というのは好感度が高かったと思います。読書が好きで真面目な印象を持たれるのでしょう。
婚活パーティー初の快挙!
2回目は1回目の経験をもとに、普通の服装で、そして化粧は薄めにしました。会話は楽しく出来ました。ですが、惨敗。興味を持ってくださった方もいたようですが、ただ興味を持っただけで、それ以上はありませんでした。そして3回目です。私はいわゆる「男ウケ」する格好を研究しました。
そして婚活パーティーも私の年齢が最年少になるようなパーティーを選びました。まつ毛をぱっちりビューラーで上げ、チークをほんのりつけ、唇もグロスでちゅるちゅるにしました。そして服装は襟元から鎖骨がのぞくくらいの黒のトップス。そしてギンガムチェックのロングスカート。いざ、出陣。
「男ウケ」を狙ったのがよかった!?
そして快挙を遂げました。私は15人中人気度2位。メールアドレスも複数人から渡されました。カップルとしても成立しました。1回目や2回目と比べたら、会話も男性が一生懸命楽しくしようとしてくれていた印象です。人生で初めてちやほやされました。「男ウケ」の格好のおかげです。
カップル成立した相手は私より3歳年上の高速バスの運転手の男性でした。今どきと言えば今どき。ですが素朴な感じがして悪い人ではないなと思いました。ですが一度食事をして、私から連絡を絶ちそれっきりです。彼のなにが悪かったというわけではありません。むしろ良い人でした。けれど、なにかちがう…と感じました。
オトコンを最後に婚活パーティーへの参加を止めました
4回目はオトコン主催の婚活パーティーにしました。こちらも昼間の居酒屋さんでした。時間はおよそ1時間半くらいでした。結ばれた場合のみ、スタッフさんから教えてもらえるシステムでした。
私は誰も選びませんでした。なので、私を選んでくれた人がいたかどうかわかりません。
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4回の婚活を通して思ったのは、外見が大事ということです。男ウケする外見をしてニコニコ笑って相槌を打っていれば、とりあえずモテます。所詮は外見です。そしてもうひとつわかったことは、「相手が解らない」ということです。そんなの当たり前だろ!と思われるかもしれません。
婚活中の私は男ウケを装っている
婚活パーティーはあくまでも出会いの場でスタート地点です。そこから2人の中を発展させて、ゆくゆくは結婚できればよいというものなのでしょう。ですが、私は猫をかぶっているのと同様、相手も猫をかぶっているのです。私が本来の自分でないと同様、相手もきっと本来の彼ではないのです。
婚活の場にいる私は「男ウケ」を装った私です。その私に彼らは興味を持ったのです。その猫を脱いだ時、相手は私を受け入れてくれるのだろうか、と不安になりました。私は無理に婚活パーティーに参加することはないと思い、今はまったく参加していません。仕事をして人と出会っていく中でよい人を見つけられたらいいなと今は思っています。