【婚活体験談】 神奈川県 30代前半女性 reokun4533さん
私自身の現在の年齢は30歳です。婚活を始めたのは、27歳くらいの時です。仕事は保育士をしています。保育士や看護師は婚活市場でもよく言われますが、とにかく出会いがありません。職場に男性がいないので、職場での恋愛はまず無理です。とは言っても、大学卒業後、普通の株式会社に入社し、男性はたくさんいましたが、その時もまったく出会いはありませんでした。
婚活を始めたきっかけは、定番の理由ですが、友人たちが結婚ラッシュになったからです。それと同時にニュースでも「孤独死」が騒がれ始めたころでした。「このまま、一生独身だったら、将来は孤独?それはつらい!」と思い立ったのがきっかけです。後は、早ければ早いほど婚活市場では声がたくさんかかる、とも言われていたので、始めてみよう!と思いました。
婚活3年間でいろいろ試しました
婚活の期間としては3年目ですね。途中何度か休憩もしましたが、基本的にスタンダードに活動をしていました。婚活の内容としては、「ネット婚活」、「婚活パーティー」、「街コン」、「婚活バー」など様々な物を利用しました。どの婚活の方法にも、メリット、デメリットがありました。個人的に一番効率が良かったのは「ネット婚活」でした。ちなみに私が現在利用しているサービスは「ゼクシィ縁結び」という婚活サイトです。
婚活において最も必要なのは相手を知ることです。その点、ネット婚活ではお相手の「年収、家族構成、出身地、大学名、価値観」など様々なことを情報として知ることができます。これが、婚活パーティですと、簡単に相手の情報を聞くことは難しいですよね。でもネット婚活にはデメリットもあります。基本的にネット婚活では相手との連絡手段は「メール」です。時間をかけて文章で相手を知っていきます。
メールだけだと期待が膨らんでしまいます
そして、文章って不思議なことに、相手の人物像をかなり良いほうへと想像をしてしまいます。まぁ、期待感いっぱいですからね。想像というよりも、妄想に近いのかもしれません。どんどん相手の人物像が自分の中で出来上がるわけで、そして気分もどんどん盛り上がって。
さぁ!いざ会いましょう。となって、「ああ、全然違う。全然話が合わない、タイプじゃない。」となってしまいました。これって相手にとても失礼なことですよね。私自身もお相手にはそう思われていたかもしれません。会うまでに時間がかかる分、ダメだった時のショックは婚活パーティーとかよりも大きいかもしれません。
婚活してよかったこと
婚活を続けてよかったことは、人を見る目が培われた、というところです。また、コミュニケーション能力が嫌でも向上しました。おかげ様で、どんな方とでも会話が途切れないように話すことができるようになりました(盛り上がるかどうかは別問題として)。また、普段出会うことのない職業の方などにお会いすることもでき、見聞が広がりました。面白いお仕事の話も聞けましたし、雲の上のような業界の方と知り合うこともできました。
それだけ知り合えても恋愛には発展しなかったのが悲しいですが…。逆によくなかったことは、見る目が培われすぎて細かいところにも目が行くようになってしまったことです。世間的に言えば「理想が高くなる」ですね。きっと、若い頃なら「好き!大好き!」の気持ちだけで相手の嫌な所は盲目になって気にすることがなかったのだと思います。あまり深く考えずに勢いで恋愛、結婚ができればどれだけ楽か…。
婚活は目が肥えすぎてしまうと難しい…
婚活を重ねて、年齢も重ねていくと、どうしてもメリットやデメリットを考えてしまうんです。最近の私に至っては「今の生活よりも良くなるのか?それとも悪くなるのか?将来は子供ができて、暮らしていけるのか?介護は?相手の両親は?」このように、どうしても頭で深く考えてしまう癖がついてしまいました。悲しいかな、頭で考えすぎて先に進むのが怖い、となってしまいました。長く婚活をするデメリットは、「相手を品定めしすぎるようになってしまう」と、私は考えました。
今後の活動は?
婚活歴は気づけば3年です。頭で考えすぎて素直な恋愛ができるのか不安にもなります。一生独身?と考えることもあります。でも、私は婚活を続けます。たまに休憩をすることはありますが、何もしなければ何も起きません。もう白馬の王子様なんて、自分を助けてくれるヒーローなんてどこにもいません。
結婚願望があるのなら、自分から率先して婚活活動しなければいけないんです。私の婚活はきっと今後も失敗も成功もあると思います。それでも私は、35歳になっても、40歳になってもあきらめないで婚活をしようと思います。