【婚活体験談】 愛知県 30代前半女性 2armoireさん
私の場合、前の彼の浮気で別れたのが婚活のきっかけでした。前の彼と出会ったのは合コン、浮気相手は私の友人で、同じ合コンに出ていました。元彼と付き合っていた1年弱、そろそろ手慣れたかなーと思ってたころに、元彼は私の友人を口説いていました。もっと女らしくしたら?女なんだから。もっとアイツは…。友人を例に挙げて、言葉はただ私を責めているのだと分かったとき、私はいらなかったんだと辛かったです。
その後、彼から「やっぱりお前が一番だった、後悔してる」の言葉には「後悔は後にしか出来ませんからね~(笑)」で返しました。どんな女性と付き合いたいんだろうか、どんな女性を結婚相手に求めているんだろうか。ネットや雑誌や人に聞いたりして婚活力?をレベルアップしよう!と決心しました。髪型、服装、メイク、喜ばれる趣味や料理の練習をしていきました。その後は婚活で、いろんな出会いの場所に行くことになりました。
婚活パーティー
婚活パーティは会社関連や結婚相談所の入り口のようなもの。その中で同じ会社同じ建屋の人(女性だけれど)と出会ったり、元カレにも出会いました(笑) どのような人が婚活パーティに来ているのかも知ることが出来ました。男性の年収、職業、身長・体格、趣味。プロフィールカードは少しずつ違っているだけであまりぱっと個性を見つけられなくなってくる。
ダメなところはないけど、ぐっとくることはない。特に婚活パーティーに参加している女性は綺麗な人が多く、「なぜこんなに可愛い人たちが結婚できないの…!」と衝撃でした。カップル成立せず、駅へと向かう女性たちを見て、不思議に思いました。
合コン
3対3、4対4でごはんを食べて、お酒を飲んで楽しい時間を過ごしてました。でも合コンに言って楽しく会話した後に、連絡はしても来ない。楽しかったね!と言いながら、笑う女性たちも後で文句を言っている。ああ、見ている姿と思っていることは別なんだと知って怖くなりました。お互い出会いたいのに、お互いを求めていないのだと感じると世の中にはどれだけのすれ違いがあるんだろう、いつか突然出会うことなんてあるのか?と目の前が暗くなりました。
結婚相談所
今度は結婚相談所の体験入会。敷居は高くなかった、というか私は低すぎました。いろんな人がいます、条件を付けて絞り込みます。でも条件を厳しくし過ぎると閾値ぎりぎりの人に出会えなくなりますよ、と脅されてからシステムの検索をかけると人数が800人を超えました。さっき条件を絞るなというのに今度は絞れと言われる。年収を50万円上げても600人は超えてしまい、逆に相談所の方に呆れられる始末。
仕事が忙しい中、一日1時間以上インターネットを使った申し込みやメール応対をしなさいと言われて、当時仕事が忙しい私にはとっても無理な状態でした。こちらは直後に仕事のトラブルが起きてメールすら期限内に返せず申し込みすらできませんでした。このころ私はすごく仕事が忙しく、精神的にもいっぱいいっぱい。
週末を婚活パーティや相談所、婚活パーティで会った人との食事に使い、普段から知らない人と会うことを苦手にしている私にはとても大変な時期でした。しばらく休もう、と思っているときにネット婚活を見つけました。
ネット婚活
Facebookをしていたら突然婚活アプリの案内が表示されました。簡単に申し込める、携帯でできると思って気軽な気持ちで始めました。ここでは今まで身に付けてきた知識を使い、写真、プロフィールを作り込みました。でも、はっと気づく。Facebookの自分と違う、使う写真がホントの私と相手ウケそうな私と違う。ホントの私は求められていないのか、でも自分を出すのは怖い、と悩みながら、いろんな人とメールのやり取りをしてました。
そんなとき、友人と話をする機会があり、「最初から自分の大事にしていることは話しておいた方がいい。後から違うと言われても自分を偽ることはできない」と言われました。その時から「まーいいか!元々知らない人たちだし!」と思い、自分の趣味をバーンと写真やコメントに残すことにしました。絶対男の人でもしないような趣味、どうだ!?と逆に挑戦する気持ち。
今までの婚活を振り返って思うこと
少しイイネ!は減った気がするけれど、意外とダメ!っていう人はいなかったかな。何かが成功したわけでもないけれど、自分がダメではないのだと少し自信を持つことが出来ました。その後、ネット婚活で今お付き合いしている彼に出会いました。婚活で一番辛いのは「相手も結婚したいはずなのに、求めてもらえない。自分ではダメだ」と感じることだと思います。
ただお互いが相手ではなかった、というだけなのに、トライ&エラーを自分自身で繰り返し、自分の価値を見直すことになる。婚活を始める前に必要なのは、自分はどういう人間でどんな生活を求めているのか、相手はバランスの取り合える方か、を見ることだと思います。選ぶのではなく、お互いの求める範囲が触れ合えるか触れ合えないかを探る場所なんだと思っています。